WHAT’S

舗装工事とは

チームワークの質が問われる仕事

熱いアスファルト合材が冷めるまでに仕上げる必要があるため、
アスファルト舗装はひとりではできません。
各工程の中で役割分担をし、適切に連動することによって一つのモノを作ります。
そのコンビネーションの質によって、仕上がりは大きく変わります。

役割分担

砕石やアスファルトを敷きならす重機オペレーターやレーキマン。敷きならされた材料を転圧して仕上げるローラーマン。材料を運ぶトラック運転手や細かな手元作業を行うスコップマンなど。それぞれの役割を高いレベルで果たすことが品質の向上につながります。

連動性

それぞれのポジション間で連携が取れていないと、施工スピードや仕上がりに影響が出ます。あうんの呼吸のような連動性によって、それぞれの技術を活かし合うことで初めて、高い品質を維持できます。

技術力

専門的な道具や重機の性能を最大限に活用する能力と知識・経験。積み重ねられたノウハウと状況に合わせた適切な判断。チームワークの質や信頼関係。その全てが技術力として表れ品質を左右します。

主な作業の流れ

1. 地盤を整える(土工-路床整正転圧)

舗装の土台となる路床を作ります。地面の状態を見極めて平らに仕上げるため、路床の支持力が均一になるように盛土や切土を行い調整します。耐久性や仕上がりに大きく影響する最も重要と言える工程です。路床の支持力が低い場合は、セメント安定処理などを行うことで強度を上げます。この段階でしっかりと締め固め(転圧)を行っておかないと、後々舗装が壊れやすくなります。一般的に土木業者が行うことが多く、舗装業者は2の路盤から施工したり、3の表層だけ施工という場合もあります。

2. 路盤を固める(路盤工-砕石敷き均し転圧)

路盤とは砕石(砂利)を締め固めた構造体です。路盤はアスファルト舗装を支える基盤になるため、良く締め固めることが重要です。砕石を適切な厚みに敷きならし、ローラー等で締め固めます。アスファルトの表層は、それ自体の強度は高くなく、表面の保護としての役割が主です。舗装の耐久性は路盤の強度によって変わるので、密度が出にくい縁端部や構造物付近に注意し入念に締め固めます。
また、アスファルトの仕上がり面に適した高さ、形状に路盤を作ることを不陸整正と言い、その精度が表層の品質に大きく影響を及ぼします。

3. 表層を仕上げる(表層工-アスファルト合材舗設)

路盤の表面に、路面の仕上げとなるアスファルト合材(アスファルトと砕石の混合物)を敷きならし、ローラー等で締め固め完成させます。
アスファルトは高温に熱し、柔らかくなった状態で砕石と混ぜ合わせ合材となります。このアスファルト合材は160℃程度で出荷され、冷めるにつれて固まります。そのため熱いうちに均一に敷き均し、冷める前に適切なタイミングで締め固めることが出来ないと、すが入ったような状態になり、強度も得られず、見た目も悪くなります。
アスファルト舗装は、敷き均しから締め固めまでの一連の工程を、時間制限がある中でチームで役割分担しながら連動して進めていきます。