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月アスの感想+α ②

続・メールでの感想やりとり
from:代表取締役 志賀 秀義

前回のブログ、「月アスの感想+α ①」の続きです。

⑤Bさんからの返信(共通の悩み+アイデア提案+工事後の相談)

こんにちは!
嬉しいお言葉をありがとうございます。
別会社のイチ事務員の言葉を真摯に受け止めてくださって、改めて『こういう社長さんのいる会社が良いな〜』と感じました。
そして、すぐ近くに居てくださる事がとても頼もしく感じます。

お返事を拝読していて涙が出そうになりました!
まさに私が感じていた事そのままだったのです。

経営者と働く人、現場と管理側、元請と施工業者、上司と部下、その間の意志疎通不足や思い込みから来るギャップによって、ロスやトラブル、不満や誤解が生まれて、お互いにそのことで苦しんだり、悩んだりしてる。

それぞれ立場は違えど、同じ会社、業界や地域で働く仲間なのに、いつの頃からか、みんな自分を守ることに必死になって、責任を押し付けあったり、攻撃し合ったりしてる…。

「それって、なんかおかしくない?」「なんとかできないもんかな?」


私もずっと同じ思いを抱えながら建設業に携わってきました。

なぜ、皆んなで力を合わせて盛り上げていこうと思わないのか?
なぜ自ら歩み寄って(声をかけて)コミュニケーションを取らないのだろう?
損得でしか動けないのか?
言ったら(情報を提供したら)負け、先に動いた者が負け、誰かがやってくれるだろう…
みたいな変な空気感がある?

うちの会社内ですら、役員と従業員のコミュニケーションが取れない事が多いです。
我慢出来ずに社長に直訴(笑)した事もありましたが、なかなか浸透していかず…
それならば、自分なりに考えて、役員と従業員、部長と部下を繋ぐ役目になれれば…と試行錯誤しながら、
声をかけ、それぞれの立場の考えや思いを噛み砕いてそれぞれに伝えるという事に気を配ったりする日々です。

それぞれの立場の考えや思いってあるから、それを語り合って伝えるって大切だと感じています。
行動で示す事と同じ位、語り合う事って大事!話さないと分からないですので。
でも、なかなかそれができない!

なので、こうして声を上げ、行動に移してくださった志賀さんに感謝です。
ありがとうございます。

そして一つ追加の提案がありまして…
一般の方にも月アスを配布されるのでしたら、Q&Aコーナーを作ってみてはいかがでしょう?
一般の方って、割と何処に相談したらいいのか分からないと思うのですよ。
なので、こんな時はここへ!とかこういう時の対策はこんな事があります。みたいなポイントを教えていただけると嬉しいです。

例えば、うちの庭の舗装ですが、
最近スギナが舗装を破って芽を出したのです!びっくりしました。
それと同時に、せっかく綺麗に施工していただいた舗装が、草のせいで割れてボロボロになるのは切なくて…
そういう時はどうしたらいいのか?
みたいな事を教えていただけるコーナーがあれば良いな〜なんて思いました。
それにしても、舗装を破って芽を出すって、雑草パワー恐るべし!!ですね。

ホームページに載せるのは、大丈夫です。
むしろ、お役に立てるならとても嬉しいです。

専務さん、そうでしたか。
声掛けても良かったのですね!
仕事中、お邪魔になってはいけないとあえて声を掛けるのを遠慮していました。
専務さんのお城巡りの趣味は意外でした…

また長くなってしまいました。
長く書いているうちに、社長さんに対して失礼な文章になってしまっているかもしれませんが、お許しください。


⑥Bさんへの返信(経営者になった経緯と動機+提案と問題に対する回答)

ホームページ掲載の件、ご了承いただき、ありがとうございます。

やっぱり、同じような悩みを抱えてたんですね…。
こういった問題って、建設業に限らず、あらゆる組織・団体・業界にあることなんだと思います。
ただ、建設業でも特に土木業界って、その根が深いような気がします。

大手ゼネコンでもない限り、この業界で働いている人って、元々、一般的な社会や地域、人間関係の中で認めてもらえなかった経験がベースにあって、自分の存在を受け入れてもらうために戦ってるようなところがあるような気がします。
でも本人も、その根底にある動機に気付いてなかったりすることが多いので、余計に問題がややこしくなってる。

・力づくで認めさせるしかない。
・弱みを見せたら負け。勝たなきゃ、全てが水の泡。
・騙される方が悪い。

そういう価値観をベースにして、戦うことでしか、自分の存在意義を確認できない…。
ただ自分の場合、それ自体が絶対的な悪だとは思ってなくて、ある意味仕方のないことだとも思っています。
それは、時代や世代にもよりますが、競争や一般化の「しわ寄せ」の受け皿としての業界の存在。
そしてその役割みたいなものとして、避けて通れないものでもあるんじゃないかと思います。

実際、自分自身も土建屋の社長の三男として生まれ、幼い頃から業界特有の空気感を肌で感じながら育ち、思春期には同じように振る舞っていた時期もありました。
でも、あることがきっかけとなって、そういう問題に向き合うようになったんです。

それは、父がやっていた中央道路の清算に至る経緯が関係しています。
今でこそ、道路開発を受け継ぎ、単なる舗装屋という枠を超えて、志賀家一丸となって、そういう問題に取り組んでいますが、当時は、事業承継がうまくいかず、家族がバラバラになる経験をしました。

食卓で父と兄が殴り合いのケンカをして、母が悲鳴を上げている。
そんな光景が日常茶飯事でした。
当時、高校生だった自分にとっては、ただただ逃げ出したい気持ちでいっぱいで、今思い出しても、胸が締め付けられます。

その後10年以上、そのことにちゃんと向き合うことも出来ず、でも、心のどこかにずっと引っかかったまま過ぎてしまいました。
その間に、道路開発にアルバイトとして関わるようになり、結婚を機に従業員となり、5年が経過した頃、中村専務が倒れ、西沢社長が廃業を決断しました。

実は、結婚時に一旦業界を離れ、別業界に就職する事を考えていて、西沢社長に相談しました。
その時に、「だったら、次期経営者候補として、社員になって欲しい。」と言われ、従業員になった経緯がありました。

なので、改めて西沢社長に確認して、引き継がせてほしいと伝えましたが、決意は変わらず、事業承継は叶いませんでした。
ただ、別法人として道路開発を引き継ぐことは了承して頂き、協力もしてもらえることになり、兄や父、母に相談して、新設法人として登記して始めることを決断しました。

この時に、自分の中で、決断する上でのひとつの動機がありました。
長年引きずってきた「わだかまり」を解消するきっかけにできるかもしれない。
見て見ぬフリをして、ちゃんと向き合うことから逃げ続けてきたことに、立ち向かうチャンスかも?

なんの自信も保障もない中で、唯一の希望は、たとえ、うまくいかなくて事業が失敗したとしても、また家族がひとつになれるなら、それだけでも十分。
心が引き裂かれるような苦しみは、消すことは出来ないし、二度と経験したくない。
でもだからこそ、同じような苦しみを味わってきた人達の支えとなるような会社を作りたい。

ただただその思いだけで、4年間突っ走ってきました。
おかげさまで、色んな取引先にも協力してもらいながら、この4年で社内的にはある程度、それが実現できるようになりました。

でも、やればやる程、できるようになる程、周りにも同じように苦しんでる人がたくさんいて、そのことに気付くことが多くなって、
「自分達さえ良ければいいのか?」
そんな思いが強くなっていきました。

ぶっちゃけ、今の自分があるのは、地域や業界に支えられ、助けてもらったからだと感じています。

生きていることが、ただ苦しかった時期に、舗装の仕事をきっかけに、色んな人に認めてもらえた。
大変なことや苦しいことから逃げていた自分を、あきらめずに見守って、手を差し伸べてくれた人達に、今の自分なら、逆に力になれることがあるかもしれない。
だから、イチ経営者やイチ個人としての枠を超えて、地域や業界に恩返しをしたい。

そのひとつの形として「月アス」を作った次第でございます。

なんだか、取り留めもない話になってしまいましたが、Bさんとやりとりを重ねる中で、改めて自分自身の動機を思い出すことができました。
本当に心から、感謝です。

このことがきっかけとなって、ひとりでも多くの方の支えになれたら、こんなに嬉しいことはないと思います。
また何かと力を貸して頂くこともあるかと思いますので、宜しくお願い致します。


さて、ご提案頂いたQ&Aコーナーについてですが、元々ホームページ上に、よくある質問コーナーみたいなものを作ろうと思っていました。
限られた紙面上のスペースで、どの程度そこに割けるかはページ数との兼ね合いもありますが、うまくホームページと連動させられればと思っています。

また、舗装以外の工事については、関係業者へのリンクみたいな形を作れればいいなと思います。
ただ、現状自分ひとりでホームページも月アスも作ってるので、少し時間はかかると思います。
ある程度、情報誌の影響が確認できれば、そのための資金や人員を確保もしたいのですが、
今の所、様子見でなんともしがたい状況で、もどかしいですね…汗

その仕組み自体も、道路開発だけに限らない組織というか、チームみたいなものを作れたら最高なんですが、実現までには越えなきゃいけない壁がたくさんあるので、こちらもご協力頂けると助かります。
それこそ、専務から聞いた話によると、BさんのPC関連のスキルがすごいという噂。
そういう能力を待った方に、力を貸して頂けたら百人力なので、また色々と相談させて下さい。


ちなみに、スギナの件ですが、民地だとよくあるんです。
原因としては、予算の兼ね合いもあると思うんですが、土の掘削量を減らして、砕石厚を薄くしたりすることで、地盤に残っている雑草の影響を受けやすくなったことが考えられます。
また、構造物際やジョイント部も出やすいですね。

ウチで直接受けた工事で、元々草が多かったような場所は、掘削後に除草剤をまいてから、砕石を入れるようにしていますが、あくまでも予防で、ダメな時もあります。
月アスにも書きましたが、As舗装はコンクリートと違って、そんなに強度は高くないんです。
あくまでも路盤で強度を出して、舗装は表面の保護。みたいな感じで。

しかも、上からの加重には耐えられても、下からの力には弱い。
なので、砕石厚が薄いと、雑草や木の根の力で、簡単に割れたり盛り上がったりしちゃいます。
その辺の説明と価格交渉を、元請業者さんは意外とちゃんとやってくれてなかったりすることが多いので、特に、不陸表層で受けた仕事の時に、そういう問題が起きることが多いです。

公共工事をメインにやっている元請業者さんや代人さんだと、設計ありきなので、民間工事のように、施主さんの意向と予算を踏まえた設計と提案ができてなかったりするのも、原因のひとつですね。

今回のように、舗装後すぐにスギナが出てきてしまった場合は、対処としては、出てきた所に除草剤をまくくらいしかできないんですが、あまり効果は期待できないと思います。
穴が開いたり、ヒビ割れてしまった箇所は、言っていただければすぐに補修いたします。
ただ、スギナ自体を枯らさないと、繰り返しになるだけなので、少し様子をみてもらった方がいいですね。
根本的な解決策としては、C社さんに相談して、瑕疵担保期間てことで、やり直した方がいいかもしれないですね。

ただ、それこそ、責任のなすりつけ合いみたいなことは避けたいので、極力当社で責任を持って対応したいと思います。
こういった経緯でわかったことですが、変に気を使わずにお願い致します。

またまた、長くなってしまい失礼いたしました。

追伸
立場的なものもありますが、自分はそんなにエライ人間でもないですし、失礼な文章とか、あまり気にならないので、全然大丈夫ですよ。
逆にこちらこそって感じですが、あまり堅苦しいのも息がつまるので、いいんじゃないでしょうか?


⑦Bさんからの返信(個人としての思い入れについて)

こんにちは!
大切なお話を書いていただき、ありがとうございます。
『志賀秀義さん』の歴史を知ることができて、さらに志賀社長さんに対して信頼感が強くなりました。

前職のG社に居た頃から、志賀兄弟の話は耳にしていました(^^)
なんかカッコいいな〜なんて勝手に思っていました。
中村専務さんや西沢社長さんにはとても良くしていただきました。
キッチャンさんや志賀専務さんとはゴルフをご一緒させていただきましたし、最初のメールに書かせていただいたとおり『道路開発さんはプロ集団』という私の思いなどがありまして…

社員とかではありませんが、実は御社には勝手な思い入れがあったりします(^^;)
なので、影ながら『道路開発さん』の動向は気にかけていました。

今、こうして志賀社長さんが先頭に立たれて頑張っていらっしゃるのがとても嬉しいですし、頼もしいです!
私に何かお手伝い出来ることがあれば何でも言ってください♪
私だけではなく、D部長もきっと力を貸してくれます!

疑い、裏切り、蹴落とし
これを超えて信頼で繋がるってなかなかドデカい課題ですが、少しずつ積み上げていけばきっといい流れが出来るのではないかと感じています。

あ、自宅のスギナの件ですが、除草剤をぶっかけてやりました!!
スギナって雑草の中でも1番強いらしいですね!!

舗装って下からの圧力に弱いのですね。また一つ勉強になりました(^^)
わざわざ来ていただく程ではありませんので、大丈夫です。ありがとうございます。
D部長も『仕方ねぇんだよ。こればっかりは』と言っていました。
ただ、私は土建業界にいるのですぐに対処できますが、一般の方はどこに相談したらいいか戸惑うのではないか…と思ったタイミングだったのです。

こうして志賀さんとやり取りをさせていただきご縁を繋ぐことが出来て嬉しいです(^^)
これからも盛り上げていきましょう!

土木部の人たちから月アスの感想が返って来ましたら、また改めてお知らせさせていただきますね。



以上、メールでのやりとり。
いかがでしたでしょうか?

かなりのボリュームで読むのも大変だったとは思いますが、
微妙なニュアンスも含めて伝えられればと思い、修正・省略等は最小限に留めました。

何かが伝わってくれていたら、嬉しいです。

また、月アスの感想やその他諸々、どんな形でもいいので、伝えてもらえると、制作や事業運営のエネルギーになるので、ご協力の程、宜しくお願い致します。

代表取締役 志賀 秀義
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